アオハル歯科医師チームブログ
2019年12月17日(火)
ダイレクトボンディングとは?あまり削らずきれいな歯を。
ダイレクトボンディングって、言葉なかなか聞いたことないと思いますので今日はその治療法についてお話します。
よく歯科医院にて使われるレジンのプラスチックの詰め物がありますが、それを想像してみてください。それと何が違うのか、、、、
ダイレクトボンディングで使われる素材は、セラミックとプラスチックの中間的な材料「ハイブリッドレジン」を使用します。なので、セラミックの強度と艶をもちそなえたレジンをそのまま直接詰めることが可能なのでもちろん1日でその日中に治療を完了することが可能です。
むし歯になった状態の歯や欠けてる歯をきれいにし、ペースト状の素材を直接歯に盛り付け形を整え光をあてて固めて、その後研磨して仕上げていきます。
前歯の根元の詰め物が取れてしまって、冷たいものがしみて見た目も悪い患者さんの症例をお見せしたいと思います。
BEFORE 右上犬歯 AFTER 右上犬歯詰めた後
ダイレクトボンディング 1窩洞 ¥30,000
治療時、もちろんむし歯の大きさによりますが、局所麻酔をしてから行います。
そんなダイレクトボンディングですが、欠点もあります。セラミックに比べて耐久性が劣りますので強い力で欠けてしまう可能性があります。
そしてプラスチック素材を使っていますので、経年劣化で艶がなくなることもありますし、変色してしまう可能性もあります。
それから半永久的な治療ではありませんので定期的なメンテナンスも必要です。
治療で使われるレジンはセラミック等よりも耐久性、強度の面では劣りますので大きく欠けている歯ではふさわしくない場合もありますので、一度クリニックにて歯科医師にご相談ください。
是非是非ご相談ください!!!お待ちしてます!